書き方
国民健康保険の軽減の届け(倒産・解雇などで辞めた人)の書き方と記入例
国民健康保険特例対象被保険者等該当届出書(横浜市の様式。様式は市区町村ごとに違う)
国民健康保険特例対象被保険者等該当届出書(横浜市の様式。様式は市区町村ごとに違う)の書き方を、欄ごとに説明します。公式の様式と案内をもとにしています。
2026年10月に公式の様式と案内で確認しました
要点
- 出す先:住んでいる区の区役所保険年金課保険係(窓口に雇用保険受給資格者証の原本を持っていく)。郵送もできる(送る前に区役所保険年金課に問い合わせる)
- 期限:横浜市の案内と規則に、期限の定めはない。軽減を受けるには届出が必要なので、ハローワークで雇用保険受給資格者証を受け取ったら届ける
- 添付する書類は4種類(くわしくは下の一覧)
出す人・出す先・期限
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出す人 | 倒産・解雇・雇止めなどで離職し、雇用保険の特定受給資格者または特定理由離職者として受給資格がある人(離職日に65歳未満)が、横浜市の国民健康保険に入っているとき。届け出るのは世帯主(一人暮らしなら本人) |
| 出す先 | 住んでいる区の区役所保険年金課保険係(窓口に雇用保険受給資格者証の原本を持っていく)。郵送もできる(送る前に区役所保険年金課に問い合わせる) |
| 期限 | 横浜市の案内と規則に、期限の定めはない。軽減を受けるには届出が必要なので、ハローワークで雇用保険受給資格者証を受け取ったら届ける |
| 様式 | 横浜市の様式(Excel) |
| 公式の案内 | 横浜市 |
添付する書類(必要書類)
- 雇用保険受給資格者証(原本)。マイナンバーカードで失業認定の手続きをしている人は、雇用保険受給資格通知の「全件版」
- 離職票や退職証明書では受け付けられない
- 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証・パスポートなど)
- 郵送する場合:受給資格者証などの写しと、本人確認書類の写し(マイナンバーカードは写真のある面だけ)
記入例(架空の人の例)
2026年3月31日に会社の倒産で解雇された山田太郎さん(架空・横浜市)が、雇用保険受給資格者証を持って、4月27日に区役所で国民健康保険料の軽減を届け出る例です(横浜市の様式)。欄の並びは見やすく簡単にしています。実際の様式の形は、公式の記入例で確かめてください。
国民健康保険の軽減の届け(倒産・解雇などで辞めた人)記入例
- 1記号・番号(右上の太枠)
- (国民健康保険の記号・番号)
- 2届出日
- 令和8年4月27日
- 3住所
- 横浜市○○区○○町1-2-3
- 4電話
- 090(○○○○)○○○○
- 5世帯主氏名
- 山田 太郎
- 7該当する被保険者等氏名
- 山田 太郎
- 8生年月日
- 昭和55年4月10日
- 9離職年月日
- 令和8年3月31日
- 10離職理由コード
- 11
- 11雇用保険受給資格者証を発行した公共職業安定所・支給番号・被保険者証番号(雇用保険)
- (書かない)
- 13<ここから下は、記入しないでください>(処理欄・所得確認・軽減確認)
- (区役所が書く)
窓口に持っていくときや、書き写すときに
欄ごとの書き方
欄の名前は、公式の様式の書き方に合わせています。番号は、上の記入例の番号と同じです。
- 1記号・番号(右上の太枠)
- 世帯の国民健康保険の記号・番号を書く。左はしの「40」は印刷されている番号は資格確認書や資格情報のお知らせに書かれている。国民健康保険に入る届けと同じころに出して番号がわからないときは、窓口で確かめる
- 2届出日
- 届け出る日を書く
- 3住所
- 印刷された「横浜市 区」に区の名前を入れ、続けて町名・番地を書く。2行目はマンション名など
- 4電話
- 世帯主に連絡がつく電話番号を書く
- 5世帯主氏名
- 世帯主の氏名を書く。届け出るのは世帯主。一人暮らしなら自分軽減を受ける人が世帯主でなくても、届け出るのは世帯主
- 6連絡先(名称等・電話)
- 名称と電話番号を書く欄。様式に書き方の説明はない
- 7該当する被保険者等氏名
- 軽減を受ける人(倒産・解雇などで離職した人)の氏名を書く1枚に2人まで書ける。同じ世帯の2人目は、下の同じ形の欄に書く
- 8生年月日
- 軽減を受ける人の生年月日を、元号をつけて書く離職日に65歳未満の人が対象(65歳の誕生日の前々日までに離職した人)
残りの欄を見る(5欄)
- 9離職年月日
- 受給資格者証の「離職年月日」を書き写す。会社を辞めた日受給資格者証では、元号のない和暦の6けた(例:080331)で書かれている
- 10離職理由コード
- 受給資格者証の12欄「離職理由」の2けたの番号を書き写す対象は11・12・21・22・23・31・32・33・34。40・45・50などは対象外
- 11雇用保険受給資格者証を発行した公共職業安定所・支給番号・被保険者証番号(雇用保険)
- 太枠の外の欄。様式に「太枠の中のみご記入ください」とあるので、書かないどれも受給資格者証に書かれている。窓口で受給資格者証を見せる
- 12(届出先)横浜市○○区長
- 太枠の外にある。様式の注意書きどおりなら書かなくてよい
- 13<ここから下は、記入しないでください>(処理欄・所得確認・軽減確認)
- 区役所が書く欄。記入しない
気をつけること
- 軽減の中身:国民健康保険料を、離職日の翌日の属する月から翌年度の3月分まで、離職した人の給与所得を30/100とみなして計算する(この例では2026年4月分から2028年3月分まで)
- 高額療養費などの自己負担限度額も、給与所得を30/100として判定する。期間は、離職日の翌日の属する月(翌日が1日なら離職した月)の翌月から、翌年度末のあとの最初の7月31日まで(この例では2026年4月から2028年7月まで)
- 30/100になるのは給与所得だけ。事業所得など、給与以外の所得はそのまま
- 対象は、受給資格者証の「離職理由」が11・12・21・22・23・31・32・33・34の人。意味は、11 解雇(12・50以外)、12 天災などで事業を続けられなくなったことによる解雇、21 雇止め(雇用期間3年以上・雇止め通知あり)、22 雇止め(雇用期間3年未満・更新明示あり)、23 期間満了(雇用期間3年未満・更新明示なし)、31 事業主からの働きかけによる正当な理由のある自己都合退職、32 事業所移転などに伴う正当な理由のある自己都合退職、33 正当な理由のある自己都合退職(31・32以外)、34 正当な理由のある自己都合退職(被保険者期間12か月未満)
ほかの注意(9件)
- 雇用保険高年齢受給資格者証(【高】)と雇用保険特例受給資格者証(【特】)の人は対象外
- 離職票や退職証明書では届けられない。受給資格者証(または受給資格通知の全件版)を受け取ってから届ける。受給資格者証の交付についてはハローワークに聞く
- 国民健康保険に入る届け(国保異動届出書)は、これとは別に出す(退職日の翌日から14日以内)
- 軽減しても、保険料や自己負担限度額が変わらない場合もある
- 小児医療証やひとり親福祉医療証の所得制限の判定に使う所得は、軽減されない
- 会社の健康保険に入るなどで国民健康保険をやめると、軽減もなくなる。期間の中でまた国民健康保険に入ったときは、新しく雇用保険の受給資格ができていなければ、また軽減の対象になる
- 高額療養費などの自己負担限度額の軽減は、届出が遅れてもさかのぼって適用される
- 任意継続と比べるときは、軽減したあとの国民健康保険料で比べる
- 様式は横浜市のもので、Excel(エクセル)のファイル。ほかの市区町村では、様式も届出書の名前も違う
この前・この次の書類
「辞めたら14日・20日以内:健康保険と年金」の書類です。
同じ時期の書類:任意継続の申出書の書き方・任意継続をやめる届け(資格喪失申出書)の書き方・国民健康保険の加入の届けの書き方・被扶養者(異動)届・国民年金の切り替えの届けの書き方・国民年金の免除の申請書
関係するページ
次に使うと便利なページ
- 国民健康保険の加入の届けの書き方会社の健康保険をやめて国保に入るとき(横浜市の様式の例)(記入例つき)
- 受給資格者証の見方離職理由コード・6桁の日付・扶養の目安
- 離職理由の判定会社都合・自己都合・特定理由離職者のどれになるか
- 任意継続と国民健康保険の比較退職後の保険料を、2年分くらべる
- 国民健康保険料が高い市・安い市86市と東京23区を年収別に比べる
「辞めたあとの手続き」のほかのページ(25)
- 退職のやることナビ退職前から翌年まで、期限つきチェックリスト
- 退職後の書類が届かないとき源泉徴収票などの期限と頼み先
- 辞めたときに届く書類の見方源泉徴収票・退職所得の源泉徴収票・資格喪失証明書(見本つき)
- 期限を過ぎてしまったとき過ぎるとどうなるか、まだできること
- 国民年金の免除・納付猶予辞めた人の特例と、段階ごとの保険料・将来の年金
- 国民年金の切り替えの届けの書き方辞めて国民年金に入るとき(14日以内)(記入例つき)
- 高額療養費の計算医療費がいくらまでで済むか(2026年8月からの上限)
- 任意継続の申出書の書き方欄ごとの書き方と、まちがえやすいところ
- 任意継続をやめる届け(資格喪失申出書)の書き方再就職したときや、国保・家族の扶養に切り替えるとき(記入例つき)
- 退職後の傷病手当金受け取り続ける条件と、1日の額
- 退職後の住民税退職後に払う額と、届く時期
- 年の途中で辞めた人の年末調整どこでされる? されないときは確定申告
- 扶養控除等(異動)申告書の書き方再就職した日に新しい会社に出す申告書(記入例つき)
- 基礎控除申告書(年末調整)の書き方年末調整のときに出す。前の会社の給与も合わせて見積もる(記入例つき)
- 保険料控除申告書(年末調整)の書き方年末調整で出す。辞めたあとに自分で払った国保・国民年金も書く(記入例つき)
- 確定申告は必要?退職金・失業保険・ふるさと納税の扱いを判定
- 退職した年の確定申告源泉徴収票から、戻る税金の見込み
- 確定申告書(退職した年)の書き方年の途中で辞めて再就職しなかった人の還付の申告(記入例つき)
- 退職後にもらえるお金チェック自分で申請できる給付と、戻ってくる税金
- 公務員が退職したとき失業保険の代わりの退職手当と、共済の任意継続
- 退職して海外に住むとき転出届・国民年金の任意加入・住民税と所得税
- 退職して引っ越すとき住民税・国保・ハローワークの管轄と、届けの順番
- 退職してフリーランスになるとき開業届・再就職手当・健康保険と年金
- 妊娠・出産で退職するとき出産手当金・出産育児一時金・失業保険の延長
- 脱退一時金の計算外国籍の人が帰国するときの年金のお金と税金
ほかの分類のページ(63)
辞めるまで
- あなたの退職プラン手続き・失業保険・保険料・お金の見通しを1ページで
- モデルケースで見る退職から再就職まで45歳・自己都合・月給30万円の例で、日付とお金を通しで
- 退職の進め方とスケジュール伝える時期・退職届・引継ぎの順番
- 退職を言い出せないとき伝え方のコツと、どうしても無理なときの方法
- 退職日はいつがいい?候補の日を比べる(保険料・ボーナス・失業保険)
- 年末に退職するとき12月30日と31日の違い・年末調整・年末年始の窓口
- 希望退職・早期退職に応じるか割増退職金・失業保険と残った場合を2年間で比べる
- 有給消化と最終出勤日退職日から、最終出勤日と伝える日を逆算
- 有給休暇は何日もらえる?付与日数・パートの日数・時効2年
- 退職代行の選び方労働組合・弁護士・民間の違いと注意点
- 介護休業給付金と介護で辞める場合休んで続ける・辞めるを比べる
- 家族が亡くなったときの会社の手続き忌引き休暇の日数・扶養から外す届け・年末調整
- 辞めるときの会社とのトラブルトラブル別の対処と、無料の相談先
失業保険
- 失業保険の計算いくら・何日・いつから受け取れるか
- 失業保険をもらえるかの判定雇用保険に入っていた月を数える(パート・転職も)
- 契約満了・派遣の失業保険雇止めは会社都合? 区分と日数を判定
- 病気・障害で辞めたときの失業保険300日・360日になる人
- 失業保険のもらい方持ち物チェックと、いつまでに行けばよいか
- 離職票はいつ届く?会社の手続きの期限と、届かないときの相談先
- ハローワークの求職申込書の書き方失業保険の手続きの最初に、ハローワークで書く(記入例つき)
- 失業保険の認定日と振込日待期・給付制限と、振込の日付
- 求職活動実績の回数と期間認定日ごとに、いつまでに何回
- 失業認定申告書の書き方欄ごとの書き方と、○と×の付け方
- 失業保険中のアルバイト・内職減る額と、繰り越される日数
- 失業保険と扶養受け取りながら扶養に入れるか・どっちが得か
- 被扶養者(異動)届の書き方退職して家族の健康保険の扶養に入るとき(記入例つき)
- 失業保険の受給期間の延長病気・出産・育児・介護で働けないとき
- 受給期間延長の申請書の書き方欄ごとの書き方と、出す時期
- 職業訓練でもらえるお金失業保険の延長・受講手当・月10万円の給付金
- 教育訓練給付金の計算学び直しの費用の20〜80%が戻る
- 教育訓練給付金の申請書の書き方講座を修了したあと1か月以内にハローワークへ(記入例つき)
- 再就職手当をもらえるか8つの条件をチェック
- 再就職手当の計算早く就職したときに受け取れる額
- 再就職手当の申請書の書き方自分で書く欄と、会社に書いてもらう欄
- 就業促進定着手当の申請書の書き方再就職手当のあと6か月働いて、賃金が下がったとき(記入例つき)
退職金とお金
- 退職金の手取り税金を引いて、手元に残る額
- 退職所得の受給に関する申告書の書き方退職金を受け取る前に会社に出す申告書(A〜E欄)(記入例つき)
- 退職金の平均と比べる学歴・勤続年数・辞め方ごとの相場
- 退職金とiDeCoの受け取り順同じ年?先に? 税金を比べる(2026年の9年ルール)
- 企業型DCの退職後の手続き6か月の期限と、移し先
- 退職した年のふるさと納税の上限収入が減った年の上限の目安
60歳前後で辞める
- 定年退職と失業保険60歳定年で受け取る額と、再雇用の給付金を比べる
- 辞めると年金はいくら減る?早く辞めた分、毎年の厚生年金が減る額
- 65歳前後で辞めるときの失業保険64歳と65歳、どちらで辞めると多いか
- 65歳以上の失業保険(高年齢求職者給付金)いくら・いつまで?年金と同時に受け取れる
そのほか
- Immigration notification(英語)在留資格の届け出(14日以内)の英語の説明
- How to quit a job(英語)会社の辞め方の英語の説明
- Resident tax(英語)退職後の住民税の英語の説明
- Unemployment benefits(英語)失業保険の英語の説明
- Leaving a job in Japan(英語)外国籍の従業員向けの英語のチェックリスト
- Lump-sum withdrawal(英語)脱退一時金の計算の英語版
- Health insurance and pension(英語)退職後の健康保険と年金の英語の説明
- よくある質問の一覧各ページの質問と答えを、分類ごと・言葉で探せる
- データを使う方へ調べた数字のCSVと、出典の書き方
- 書類の書き方出す書類の書き方と、届く書類の見方の一覧
- このサイトを紹介してくださる方へ紹介文の例と、掲示用のA4の案内
- 地域の窓口を探す都道府県ごとのハローワーク・年金事務所・税務署
- 退職の用語集よく出てくる言葉を短く説明
- 計算ツールをサイトに貼る人事・社労士・ブログの方向け。無料・広告なし
- やさしい日本語会社をやめたときの手続き(ふりがなつき)
- 退職する人に渡す手続きの案内人事担当者向け・A4で印刷できる1枚
- 数字で見る退職辞める人の数・理由・退職金の平均(公的統計)
- 制度が変わったところ失業保険・雇用保険・社会保険・税金の改正
このページの更新日: