病気・障害で辞めたときの失業保険
就職困難者は300日・360日
障害のある人などは「就職困難者」として、失業保険を受け取れる日数が長くなります(最大360日)。年齢と雇用保険に入っていた期間、手帳や診断の有無を選ぶと、日数と額の目安を、ふつうの日数と比べて出します。
雇用保険法22条2項・雇用保険業務取扱要領(2026年4月版)で確かめています(2026年10月確認)
就職困難者に当たる人
- 身体障害者、知的障害者
- 精神障害者(精神障害者保健福祉手帳がある人、または統合失調症・そううつ病・てんかんにかかっている人で、症状が安定し働ける状態の人)
- 保護観察中の人など
- 社会的な事情で就職がとても難しい人
受け取れる日数
| 離職日の年齢 | 加入1年未満 | 加入1年以上 |
|---|---|---|
| 45歳未満 | 150日 | 300日 |
| 45〜64歳 | 150日 | 360日 |
ふつうの自己都合・定年などの日数は90〜150日、会社都合でも最大330日なので、大きく違います(ハローワーク)。1日あたりの額(基本手当日額)の計算は、ほかの人と同じです。
ハローワークでの確認
就職困難者に当たるかは、受給資格を決めるときの状態で判断します。手続きのときに障害者手帳を見せていれば、それで確認できます。手帳がない場合は、主治医の診断書や意見書(ハローワークの書式)を求められることがあります。障害のある人向けの職業相談も、手帳の有無を問わず受けられます。
いまは働けないとき
失業保険は、すぐに働ける人が対象です。療養で30日以上働けないときは、受給期間を最長3年延ばしておき、働けるようになってから受け取れます(受給期間の延長)。療養中は、健康保険の傷病手当金を受け取れることがあります。
障害のある人などが、ハローワークなどの紹介で1年以上勤める仕事に就いたときは、支給残日数が3分の1未満でも、常用就職支度手当を受けられることがあります(再就職手当をもらえるか)。
よくある質問
障害者手帳がなくても、就職困難者になりますか?
手帳がなくても、統合失調症、そううつ病(そう病・うつ病を含む)、てんかんにかかっていて、症状が安定し働ける状態の人は、精神障害者として就職困難者に当たります。ハローワークで確認するときに、主治医の診断書や意見書を求められることがあります。
手続きのときに言い忘れました。
受給資格の決定のときに分からなくても、支給が終わった日の翌日から2年以内に、当時就職困難者だったと分かれば、さかのぼって日数を直せます。ハローワークに相談してください。
病気で辞めたら、自己都合ですか?
体力の不足や心身の障害、病気などで辞めた人は、正当な理由のある自己都合(特定理由離職者)になることがあり、給付制限はありません。くわしくは離職理由の判定で確かめられます。
いまは療養中で働けません。
失業保険は、すぐに働ける人が対象です。病気で30日以上働けないときは、受給期間を最長3年延ばしておけます。健康保険の傷病手当金を受け取れることもあります(退職後の傷病手当金)。
次に使うと便利なページ
- 離職理由の判定会社都合・自己都合・特定理由離職者のどれになるか
- 失業保険の受給期間の延長病気・出産・育児・介護で働けないとき
- 退職後の傷病手当金受け取り続ける条件と、1日の額
- 失業保険の計算いくら・何日・いつから受け取れるか
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そのほか
- Immigration notification(英語)在留資格の届け出(14日以内)の英語の説明
- How to quit a job(英語)会社の辞め方の英語の説明
- Resident tax(英語)退職後の住民税の英語の説明
- Unemployment benefits(英語)失業保険の英語の説明
- Leaving a job in Japan(英語)外国籍の従業員向けの英語のチェックリスト
- Lump-sum withdrawal(英語)脱退一時金の計算の英語版
- Health insurance and pension(英語)退職後の健康保険と年金の英語の説明
- よくある質問の一覧各ページの質問と答えを、分類ごと・言葉で探せる
- データを使う方へ調べた数字のCSVと、出典の書き方
- 書類の書き方出す書類の書き方と、届く書類の見方の一覧
- このサイトを紹介してくださる方へ紹介文の例と、掲示用のA4の案内
- 地域の窓口を探す都道府県ごとのハローワーク・年金事務所・税務署
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