ガイド

退職を言い出せないとき
伝え方のコツと、どうしても無理なときの方法

上司が怖い、引き止められそう、迷惑をかけると思うと言えない。そんなときに少しでも気持ちが軽くなる、伝え方のコツと相談先をまとめました。

言い出しやすくするコツ

そのまま使える伝え方

切り出し

「お時間をいただきありがとうございます。今日は退職のご相談ではなく、ご報告があってお時間をいただきました。」

本題

「一身上の都合により、◯月◯日で退職させていただきます。最終出勤日までに引継ぎを終えられるよう進めます。」

引き止められたら

「お気持ちはありがたいのですが、よく考えて決めたことなので、気持ちは変わりません。」

どうしても言えないとき

体調を崩している、上司から強い言葉を向けられている、何度伝えても取り合ってもらえない。そんなときは、無理に自分だけで抱えなくて大丈夫です。

無料の相談先

退職やハラスメントについては、各都道府県の労働局や労働基準監督署にある総合労働相談コーナーに、無料・予約なしで相談できます(電話でも相談できます)。心や体がつらいときは、厚生労働省のこころの耳でも相談窓口を探せます。

よくある質問

人手が足りないのに辞めるのは迷惑ですか?

人手の確保は会社の責任で、働く人が辞めることを止める理由にはなりません。引継ぎをきちんとして、決められた期限までに伝えれば十分です。

退職届を受け取ってもらえません。

退職の意思は、会社に届いた時点で効力があります。受け取ってもらえない場合は、内容証明郵便(配達証明つき)で送ると、いつ・どんな内容を送ったかを証明できます。

体調が悪くて会社に行けません。

まずは休むことを優先してください。医師に相談し、必要なら診断書をもらって休職の相談をする方法もあります。自分で会社とやり取りするのが難しいときは、家族や専門家に間に入ってもらうことも考えましょう。

損害賠償を請求すると言われました。

決められた手順で退職すること自体を理由に、損害賠償が認められることはほとんどありません。不安なときは、総合労働相談コーナーや弁護士に相談してください。